真和の湯 | 家族のための入浴相談ノート
「お風呂に入りたくない」
その言葉の向こうに。
説得する前に、理由を聞く。本人の気持ちと安全を尊重する、家族向けの読み物です。
入りたくない気持ちは、
寒さ、疲れ、不安、痛み、習慣の違いなど、
さまざまな背景から生じることがあります。
入浴は毎日の習慣ですが、本人が気が進まないときに無理に勧めることは適切ではありません。まず「今日はどうしたいか」「何が気になっているか」を聞くことから始めましょう。
QUESTION 壱
「寒いから嫌」と言われたら?
浴室や脱衣所の温度、入浴前後の移動で冷えることがないか確認します。冬に向けて寒暖差が大きくなる時期は、入浴環境を整えることが重要です。ただし、寒さ以外の理由がある場合もあるため、一つの答えに決めつけないようにしましょう。
QUESTION 弐
「浴槽が怖い」と言われたら?
浴槽をまたぐ動作、滑りやすい場所、立ち上がり時の不安など、どの場面が怖いのかを具体的に聞きましょう。安全な環境と介助方法は本人の身体状況によって異なります。無理に入浴動作を続けず、必要な場合には専門職へ相談します。
QUESTION 参
「今日は疲れている」と言われたら?
その日の睡眠や食事、普段と違う体調の様子を確認します。体調に不安がある場合は、入浴を優先させず休息を考えましょう。発熱や強い倦怠感など気になる症状があれば、必要に応じて医療者へ相談してください。
QUESTION 四
家族だけで対応が難しいときは?
入浴の方法や安全への配慮について、担当ケアマネジャーや医療者、通所介護事業所などに相談する方法があります。個浴のあるデイサービスを検討する場合も、本人の希望、必要な介助、施設の利用条件を合わせて確認してください。
見学・相談の前に
伝えておきたい3つのこと
・本人が入浴についてどう感じているか
・不安が生じる具体的な場面
・その日の体調や個別の配慮事項
無理なく、穏やかな入浴の時間へ。
公開日時:2026年10月20日(火)17:00

